ダブダブ作業ズボン 安心の理由

2018/06/05

「職人さんって、なんであんなにダブダブのズボンを履いているの?」

 

 そうですね。お母さんから見ると、なんだか不思議に思われるかもしれませんね。また、恐そうなイメージを感じる方も少なくありません。

しかし、あのダブダブの作業ズボンには、ちゃんとした理由があったのです。

 

あのダブダブの作業ズボンは、「ニッカポッカ」という、これまた不思議な名前がついています。

このズボン、元々はゴルフや野球など、スポーツ選手がはいていたのです。

現在は建築職人さんがはいているのがほとんどですが、それには2つの理由がありました。

 

1つは、建築現場では、高いところに上がったり降りたりします。その際に、普通のストレートのズボンだと、膝や股の下が引っかかったり、汗でくっついて

足が上がらなかったりします。そうなったときに、バランスを失って高いところから落ちてしまう危険性もあります。

 

つまり、縦横無尽に動き回れるようになっているのです。そういえば、忍者もダブダブのズボンをはいていたのも納得ですね。

 

もう1つは、職人さんの足の皮膚を守るためです。たとえば、溶接の職人さんが作業中、火が飛び散ってズボンに付いたときでも、ズボンがダブダブしていると、直接皮膚をやけどすることはありません。また塗装職人さんも、垂れたペンキが足に落ちても、太ももの皮膚にまでペンキが付くことは防げます。

一見、不思議な作業ズボンですが、安全でいい仕事ができるように、ちゃんと考えて作られているのですね。そんな理由が分かると、怖そうに見えた職人さんも頼もしく思えますよね。